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執筆者の写真佐々木悠樹

【変形性膝関節症】椅子から立ち上がるときの痛みや動き始めの痛みについて

更新日:2月27日

今回の記事では変形性膝関節症の特徴である

動作の動き始めの膝の痛みについての説明と

その対策の方法を紹介していきたいなと思います。


初動時痛とは

動作の動き始めの痛みを初動時痛と言います。

医療用語ではスターティングペインとも呼ばれます。

この初動時痛の症状は

膝の関節の痛みで悩まれている方にとってとても多い症状の一つです。


症状と特徴

  • 朝の寝起きで膝が痛い

  • 椅子からの立ち上がり膝が痛い

  • 歩き出しの一歩目が痛い

  • 電車から降りるときに膝が痛い

特徴としたら動き始めに激痛があって動かしているうちに痛みが落ち着くというのが初動時痛の特徴になっています。


ではどうして初動時痛という症状が出てしまうのかというと

原因は変形性膝関節症の症状と

膝の関節の可動域が狭い方に多いです。

これらが原因として挙げられます。


変形性膝関節症の症状の場合

本来は膝の関節を動かすためには潤滑液という液が潤滑していますが膝の関節が変形してしまって関節の隙間が狭くなってしまうとその潤滑液の循環が悪くなります?その悪くなっている状態で急激に膝の関節を動かすと痛みを引き起こしてしまいます。


膝の関節の可動域が狭い方

膝を曲げきることができない

膝を伸ばしきることができない


曲げきることができないというのはかかとがおしりに届かない。

伸ばしきることができないというのは膝の裏がベッドや床につけることができない。

このような場合は膝の関節可動域が狭くなっている場合です。

そして曲げる伸ばすだとどちらの方がこの初動時痛の痛みが出やすいのかというと

膝を伸ばしきる事が出来ない方に多いのが印象です。


なぜかというと

膝の関節は伸ばしきった時に

初めて膝の関節が安定して力を抜くことができます。

しかし、伸ばしきることができないということは反対に言うと膝が常に膝が曲っている状態。

常に曲がっているというのは常に関節に力が入っている状態なんです。

常に力が入ってる状態で動かそうとすると潤滑の状態が悪くなっているのでそれで痛みを引き起こしてしまいます。




初動時痛の対策

潤滑液の循環を良くしてから動き始めること

また、日頃から膝の関節の周りの柔軟性を高めていくことが今できる対策です。


循環を良くするにはどうしたらいいのかと言うと

動き始める前に膝の関節を一度動かしてあげることというのが潤滑を良くすることです。

一度動かしてしまえば痛みが軽減します。


そしてもう一つの柔軟性に関しては

膝の裏の筋肉をしっかりストレッチしてあげること。

膝のお皿の動きを良くしてあげること。

この二つが大事になってきますので今すぐできる対策としたらこのような運動があります。


動画で解説


まとめ

初動時痛は本当に膝の痛みに悩まれている方とてもつらい症状であります。

今すぐにはなかなか改善難しいかもしれませんがしっかり今できること関節の柔軟性を取り戻したり、膝の関節の負担を減らすことで初動時痛と呼ばれる痛みも軽減できますので、ぜひ膝の関節の柔軟性を取り戻して痛みを軽減できるように頑張っていきましょう!


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